3)リストボックスの使い方を知る。
  リストボックスは、リストの内容(アイテム)に対して選択し、処理を行うためのコンポーネントである。
  同時に複数のアイテムを選択できる。
  <プロジェクト名:リストボックス1>
   
     オブジェクト名:①ListBox1 ②TextBox1 ③Button1 ④Button2
              ⑤Button3 ⑥Button4 ⑦Button5  ⑨Button6

   <説明>
     追加ボタン ・・・ TextBox1の値をListBox1のアイテムの最後尾に追加する。
     挿入ボタン ・・・ TextBox1の値をListBox1で選択したアイテムの前に挿入する。
     変更ボタン ・・・ ListBox1で選択したアイテムをTextBox1の値に変更する。
     削除ボタン ・・・ ListBox1で選択したアイテムを削除する。
     クリアボタン ・・・ ListBox1のアイテムすべてを削除する。
     表示ボタン ・・・ ListBox1で選択されたアイテムを表示する。

   <サンプルプログラム>
    

リストボックスは、インデックス(連番)とその値(アイテム)で構成されている。
インデックスは、表示されないが0番から1番ずつ増える。以下の表のようになっている。
インデックス 項 目
山田 太郎
日本 太郎
富士 花子
 ListBox1.Items.Add(アイテム名)・・・リストボックスに項目(アイテム)を追加する。  ListBox1.Items.Insert(インデックス番号,アイテム名)・・・指定したインデックス番号の位置にアイテムを挿入する。  ListBox1.SelectedIndex ・・・ 選択されたアイテムのインデックス番号を持つプロパティ  ListBox1.Items(インデックス番号)・・・指定したインデックス番号のアイテムを取得、または、変更する。  ListBox1.Items.Remove(アイテム名)・・・ 指定したアイテムを削除する。  ListBox1.Items.RemoveAt(インデックス番号)・・・指定されたインデックス番号のアイテムを削除する。  ListBox1.SelectedItem ・・・ 選択されたアイテムの値を持つプロパティ  ListBox1.Items.Clear() ・・・ リストボックスのすべてのアイテムを削除する。 <次の課題をやりなさい。> 1.TextBox1に何も入力されていないときは、「追加」、「挿入」、「変更」できないようにしなさい。  <ヒント>テキストボックスに何も入力されていないときは、TextBox1.Textの値は、「NULL」になる。       つまり、TextBox1.Text=""になる。 2.リストボックスのアイテムが選択されていないときは、「挿入」、「変更」、「削除」、「表示」ができないように  しなさい。  <ヒント>アイテムが何も選択されていないときは、ListBox1.SelectedIndexの値は、-1になります。 がんばってね。