4)コンボボックスの使い方を知る。
コンボボックスは、リストの内容(アイテム)を選択し、処理を行うためのコンポーネントである。
<プロジェクト名:リストボックス1>
オブジェクト名:@ComboBox1 ATextBox1 BButton1 CButton2
DButton3 EButton4 FButton5 GButton6
<説明>
追加ボタン ・・・ TextBox1の値をComboBox1のアイテムの最後尾に追加する。
挿入ボタン ・・・ TextBox1の値をComboBox1で選択したアイテムの前に挿入する。
変更ボタン ・・・ ComboBox1で選択したアイテムをTextBox1の値に変更する。
削除ボタン ・・・ ComboBox1で選択したアイテムを削除する。
クリアボタン ・・・ ComboBox1のアイテムすべてを削除する。
表示ボタン ・・・ ComboBox1で選択されたアイテムを表示する。
<サンプルプログラム>
コンボボックスは、インデックス(連番)とその値(アイテム)で構成されている。 インデックスは、表示されないが0番から1番ずつ増える。以下の表のようになっている。
インデックス | 項目(アイテム) |
0 | 山田 太郎 |
1 | 日本 太郎 |
2 | 富士 花子 |
3 | | |
4 | | |
ComboBox1.Items.Add(アイテム名)・・・コンボボックスに項目(アイテム)を追加する。 ComboBox1.Items.Insert(インデックス番号,アイテム名)・・・指定したインデックス番号の位置にアイテムを挿入する。 ComboBox1.SelectedIndex ・・・ 選択されたアイテムのインデックス番号を持つプロパティ ComboBox1.Items(インデックス番号)・・・指定したインデックス番号のアイテムを取得、または、変更する。 ComboBox1.Items.Remove(アイテム名)・・・ 指定したアイテムを削除する。 ComboBox1.Items.RemoveAt(インデックス番号)・・・指定されたインデックス番号のアイテムを削除する。 ComboBox1.SelectedItem ・・・ 選択されたアイテムの値を持つプロパティ ComboBox1.Items.Clear() ・・・ コンボボックスのすべてのアイテムを削除する。
コンボボックスで、選択されると処理(MsgBoXで表示)されるようにする。
コンボボックスをダブルクリックして以下のプログラムを入力する。
<次の課題をやりなさい。> 1.TextBox1に何も入力されていないときは、「追加」、「挿入」、「変更」できないようにしなさい。 <ヒント>テキストボックスに何も入力されていないときは、TextBox1.Textの値は、「NULL」になる。 つまり、TextBox1.Text=""になる。 2.コンボボックスのアイテムが選択されていないときは、「挿入」、「変更」、「削除」、「表示」ができないように しなさい。 <ヒント>アイテムが何も選択されていないときは、ListBox1.SelectedIndexの値は、−1になります。
3.次のフォーム(プロジェクト名:住所録もどき)で例のようにラベルに表示するようにしなさい。
出身地のコンボボックスには、47都道府県を設定しておきなさい。
コンボボックスのプロパティのItemsで追加するか、プログラムで追加しなさい。
ちなみに47都道府県は、以下のようになります。
北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県
長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県
高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県 がんばってね。