| 書式 | フローチャート |
| 前判断 |  |
For カウンタ＝初期値 To 最終値 Step カウンタの増減幅 |
|
| 後判断 |  |
| Do ループさせるプログラム Loop While 繰り返す条件 Do ループさせるプログラム Loop Until 繰り返す条件 必ず一回は、「処理（ループさせるプログラム）」が実行される。 |
条件（条件式）については、ここを参照してください。
①For・・・・・Nextの考え方
Dim i Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
For ｉ＝１ To １０ Step １
ループさせるプログラム
Next ｉ
ｉが１から１０になるまで１づつカウントアップしながらループするので１０回ループする。
カウントの増量が１のときは、「Ｓｔｅｐ １」は、省略できる。
Dim i Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
For ｉ＝１０ To １ Step －１
ループさせるプログラム
Next ｉ
ｉが１０から１になるまで１づつカウントダウンしながらループするので１０回ループする。
カウントの増量が－１のときは、「Ｓｔｅｐ －１」は、省略できない。
②Ｗｈｉｌｅ・・・・・Ｅｎｄ Ｗｈｉｌｅの考え方
カウンタの初期値とカウンタ機能はないので自分でプログラムする。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１ 'カウンタの初期値
While ｉ＜＝１０
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ＋１ 'カウントアップのプログラム
End While
ｉが１から１０になるまで１づつカウントアップしながらループするので１０回ループする。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１０ 'カウンタの初期値
While ｉ＞＝１
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ－１ 'カウントダウンのプログラム
End While
ｉが１０から１になるまで１づつカウントダウンしながらループするので１０回ループする。
③Ｄｏ Ｗｈｉｌｅ・・・・・Ｌｏｏｐの考え方
カウンタの初期値とカウンタ機能はないので自分でプログラムする。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１ 'カウンタの初期値
Ｄｏ While ｉ＜＝１０
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ＋１ 'カウントアップのプログラム
Ｌｏｏｐ
ｉが１から１０になるまで１づつカウントアップしながらループするので１０回ループする。
④Ｄｏ Ｕｎｔｉｌ・・・・・Ｌｏｏｐの考え方
カウンタの初期値とカウンタ機能はないので自分でプログラムする。
Ｕｎｔｉｌは、Ｗｈｉｌｅの逆の条件で動作するようになる。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１ 'カウンタの初期値
Ｄｏ Ｕｎｔｉｌ ｉ＞１０
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ＋１ 'カウントアップのプログラム
Ｌｏｏｐ
ｉが１から１０になるまで１づつカウントアップしながらループするので１０回ループする。
⑤Ｄｏ・・・・・Ｌｏｏｐ Ｗｈｉｌｅの考え方
カウンタの初期値とカウンタ機能はないので自分でプログラムする。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１ 'カウンタの初期値
Ｄｏ
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ＋１ 'カウントアップのプログラム
Ｌｏｏｐ While ｉ＜＝１０
ｉが１から１０になるまで１づつカウントアップしながらループするので１０回ループする。
⑥Ｄｏｌ・・・・・Ｌｏｏｐ Ｕｎｔｉｌの考え方
カウンタの初期値とカウンタ機能はないので自分でプログラムする。
Ｕｎｔｉｌは、Ｗｈｉｌｅの逆の条件で動作するようになる。
Ｄｉｍ ｉ Ａｓ Ｉｎｔｅｇｅｒ
ｉ＝１ 'カウンタの初期値
Ｄｏ
ループさせるプログラム
ｉ＝ｉ＋１ 'カウントアップのプログラム
Ｌｏｏｐ Ｕｎｔｉｌ ｉ＞１０
⑦＜練習問題＞
１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝５５になる計算を繰返しを使って処理しなさい。
ボタンのオブジェクト名
Ｆｏｒ Ｎｅｘｔ → Ｂｕｔｔｏｎ１
Ｗｈｉｌｅ Ｅｎｄ Ｗｈｉｌｅ → Ｂｕｔｔｏｎ２
Ｄｏ Ｗｈｉｌｅ Ｌｏｏｐ → Ｂｕｔｔｏｎ３
Ｄｏ Ｕｎｔｉｌ Ｌｏｏｐ → Ｂｕｔｔｏｎ４
Ｄｏ Ｌｏｏｐ Ｗｈｉｌｅ → Ｂｕｔｔｏｎ５
Ｄｏ Ｌｏｏｐ Ｕｎｔｉｌ → Ｂｕｔｔｏｎ６
Ｆｏｒ Ｎｅｘｔの答え
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button1.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
For i = 2 To 10 Step 1
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
Next ｉ
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
一回ごとのループの処理の流れは、以下のようになる。
ｊ＝１、ｉ＝２のとき ｊ（＝１）＋ｉ（＝２） → ｊ（＝３）
ｉ＝３のとき ｊ（＝３）＋ｉ（＝３） → ｊ（＝６）
ｉ＝４のとき ｊ（＝６）＋ｉ（＝４） → ｊ（＝１０）
ｉ＝５のとき ｊ（＝１０）＋ｉ（＝５） → ｊ（＝１５）
ｉ＝６のとき ｊ（＝１５）＋ｉ（＝６） → ｊ（＝２１）
ｉ＝７のとき ｊ（＝２１）＋ｉ（＝７） → ｊ（＝２８）
ｉ＝８のとき ｊ（＝２８）＋ｉ（＝８） → ｊ（＝３６）
ｉ＝９のとき ｊ（＝３６）＋ｉ（＝９） → ｊ（＝４５）
ｉ＝１０のとき ｊ（＝４５）＋ｉ（＝１０） → ｊ（＝５５）
＜課題＞Ｆｏｒ Ｎｅｘｔ以外の繰返しの命令で１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝５５の計算が
できるようにしなさい。
＜答えです。できるだけ見ないようにがんばってみましょう。＞
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button1.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
For i = 2 To 10 Step 1
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
Next i
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button2.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
i = 2
While i <= 10
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
i = i + 1
End While
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
Private Sub Button3_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button3.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
i = 2
Do While i <= 10
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
i = i + 1
Loop
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
Private Sub Button4_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button4.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
i = 2
Do Until i > 10
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
i = i + 1
Loop
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
Private Sub Button5_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button5.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
i = 2
Do
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
i = i + 1
Loop While i <= 10
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub
Private Sub Button6_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs)
Handles Button6.Click
Dim i, j As Integer
j = 1
i = 2
Do
j = j + i 'ｊ＋ｉの演算結果を変数ｊに戻す。（累算）
i = i + 1
Loop Until i > 10
MsgBox("１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９＋１０＝" & j)
End Sub