PowerPointを使って表、図、グラフの描き方

1.表を書くときの注意事項

表 1-1 ??の1時間ごとの気象情報(????年??月??日)
時間 (h) 

気圧(hPa)

降水量(mm)  気温(℃)  露点温度(℃)
現地 海面
1
1006.8
1016.8
--
12.9
0.6
2
1006.9
1016.9
--
12.8
0.9
3
1006.9
1016.9
--
12
2.5
4
1007
1017.1
--
11
2.8

 <表を書くときの注意事項>
  ①表のキャプション(見出し)は、表の右上から書く。
  ②表の区別ができるように表番号(表1-1など)をつける。
  ③表のデータを収集した年月日(時間)を書く。
  ④表を引用した場合は、「気象庁の???より引用」と書く。
  ⑤表の数値が表わす単位を書く。

2.グラフを書くときの注意事項
 1)グラフの種類と用途
  ①縦棒グラフ ・・・ 時系列で量の変化を表す場合に適している。 → 時間ごとの降水量など
   (横棒グラフ)

  ②重ね棒グラフ ・・・  時系列で量の変化を表す場合に適し、同じ要素同士を比較する。
               ただし、3要素ぐらいの比較が限界である。 → 過去3年間の降水量の比較など

  ③折れ線グラフ ・・・ 時系列で値の変化を表す場合に適している。 → 時間ごとの気温の変化など
 
  ④帯グラフ ・・・ 最大を100%とし、複数の要素の変化を比較する場合に適している。 → 政党の支持率の変化など

  ⑤円グラフ ・・・ 円の角度を百分率に対応させて比率を表す場合に適している。 → 政党の支持率など

  ⑥半円グラフ ・・・ 人口比率などを2要素間で比較する場合に適している。 → 近畿2府4県の男女の人口比率など

  ⑦ピラミッドブラフ ・・・ 人口比率などを2要素間で比較する場合に適している。
                半円グラフは、グラフの要素数は、数件で限界であるが、このグラフは比較的たくさんの
                要素が使える。 →  大阪府の年代別男女の人口比率など

 2)グラフを書くときの注意事項
   graph
   ①グラフのキャプション(見出し)は、グラフのの下中央に書く。
   ②グラフのの区別ができるようにグラフ番号(グラフ1-1など)をつける。
   ③グラフのデータを収集した年月日(時間)を書く。
   ④グラフを引用した場合は、「気象庁の???より引用」と書く。
   ⑤グラフの縦軸・横軸に軸の単位を書く。
   ⑥軸に目盛とその値を書く。
   ⑦グラフの凡例を書く。(単位も書く。)

3.図を書くときの注意事項
  ①図のキャプション(見出し)は、図の下中央に書く。
  ②PPTに張り付ける図は、見た目にわかりやすく複雑な図は書かないようにす。

4.PowerPointにExcelで作成した表とグラフを張り付ける方法

  ※Excelのデータは、ここからダウンロードしてください。

 1)コピー&ペーストで張り付ける方法
  <欠点>表・グラフを拡大・縮小したときフォントが縮小されないため表・グラフが崩れてしまう。

 2)コピー&ペーストで張り付けるが貼り付けるときに形式を指定する。
  ①表は、Excel形式でペーストする。(ビットマップでコピーしても可)
  ②グラフは、イメージ画像でペーストする。

 3)PowerPointでExcelオブジェクトを読み込んで行う。
  ①表の場合は、Excelワークシートオブジェクトを読み込む。
  ②グラフの場合は、Excelグラフオブジェクトを読み込む。