2.C言語の書き方
  C言語は、プログラムが関数の集まりになります。したがって、どの関数から実行してよいか分からないので
 もっとも最初に実行する関数が決められています。これが、「main()」関数です。
  メイン関数は、以下のように書きます。

  void main(void)
  {
    printf("初めてのC言語");
  }

 1)C言語のデータ型と関数の戻り値の型
   C言語では、プログラム中で使う変数や定数のデータ型を明確に宣言する必要があります。
   また、関数の戻り値の型も明確に宣言する必要があります。
  a.C言語のデータ型
    
種類 データ型 バイト数例 記憶できる値の範囲例
整数型 int 4バイト 符号付きで-2147483648~+2147483647
  unsigned int 4バイト 符号なしで0~4294967295
  short 2バイト 符号付きで-32768~+32767
  unsigned short 2バイト 符号なしで0~65535
  long 4バイト 符号付きで-2147483648~+2147483647
  unsigned long 4バイト 符号なしで0~4294967295
浮動小数点型 float 4バイト  
  double 8バイト  
  long double 8バイト  
文字型 char 1バイト 符号付きで-128~+127
  unsigned char 1バイト 符号なしで0~128

 2)関数の戻り値
   関数で処理された結果を得るためには、関数に戻り値の型を設定します。
   戻り値も上記のデータ型と同じですが、関数固有のものがあります。
   void型で戻り値を持たない関数の型です。

   int main(void)
   {
    int a;
    プログラム
    return(a); //戻り値を決めています。
   }

   このmain()関数は、int型の値を返す関数になります。

   void main(void)
   {
    プログラム
   }

   このmain()関数は、戻り値のない関数になります。

   void main(void)に引数にvoidと書くと引数を持たない関数になります。